【シロバナタツナミソウ】

5月8日・はれ


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にゃんぱち はゆです♪















今回は、「白花のタツナミソウ」です♪

普通、「自生」「野生」のものはまず見られません。
園芸品種では比較的一般的なのですが。

なので、「シロバナタツナミソウ」と言う標準和名もまず使いません。
形式的に言えば、「タツナミソウ」の亜種(変種)と言った感じ?

















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【タツナミソウ(シロバナ)】立浪草(白花)
 本州から九州にまで分布が確認されているシソ科の多年草。
 山野の林縁などを好む。
 花は白色から青紫色をし、唇形花、直立。
 花序は、花が一方向を向き並ぶ。
 葉は茎上部と茎下部で、葉の大きさに大きく変化は見られない。
 また、両面に毛、荒い鋸歯、対生をする。
 茎には開出(茎に対し垂直)の毛が見られる。

 似た種は多く見られるが、本種は花序が長く、
 茎に開出の毛、葉に腺点が見られる点などで識別することができる。

 タツナミソウ
  ・上唇は下唇と同長
  ・花は頂生の花穂を作る
  ・分果の表面には鋭い細突起
  ・葉には密に毛
  ・裏面に腺点
  ・葉は4~6対で上部と下部に差はない
  ・葉は径2cm内外
  ・鋸歯は5~10対
  ・葉は冬に枯れる
  ・茎はやや這うか、または細長い地下茎
  ・茎には短毛、またはやや長い毛
  ・茎の毛は開出
  ・茎の下部は多少這う

 名前の由来はその形状から。
 花の形状がシソ科特有のキセル型をし、一方向に揃って向いている姿が、
 海の波を文様化した、立浪に見立ててタツナミソウと呼ばれる。
 *写真の固体は花が白いことから、
  「シロバナタツナミソウ」と呼ばれることもある。


 シソ科
 学名:Scutellaria indica L.
 花期:初夏



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数日前にオカタツナミソウを紹介しました。
 →にゃんぱち 地球生態園 : 【オカタツナミソウ】

もちろん、花の色が違うので、写真からはハッキリと解らないかもしれませんが、
茎と葉のバランスや、花穂の長さなど、
前回紹介した、オカタツナミソウと、今回紹介するタツナミソウでは
シルエット的にもずいぶんと雰囲気が違います♪















ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。

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