【タツナミソウ】

4月29日・はれ


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にゃんぱち はゆです♪















さて、前回までにオカタツナミソウとシロバナタツナミソウを紹介しました。

 →にゃんぱち 地球生態園 : 【オカタツナミソウ】
 →にゃんぱち 地球生態園 : 【シロバナタツナミソウ】

今回紹介するのは、ズバリタツナミソウです♪















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【タツナミソウ】立浪草
 本州から九州にまで分布が確認されているシソ科の多年草。
 山野の林縁などを好む。
 花は白色から青紫色をし、唇形花、直立。
 花序は、花が一方向を向き並ぶ。
 葉は茎上部と茎下部で、葉の大きさに大きく変化は見られない。
 また、両面に毛、荒い鋸歯、対生をする。
 茎には開出(茎に対し垂直)の毛が見られる。

 似た種は多く見られるが、本種は花序が長く、
 茎に開出の毛、葉に腺点が見られる点などで識別することができる。

 タツナミソウ
  ・上唇は下唇と同長
  ・花は頂生の花穂を作る
  ・分果の表面には鋭い細突起
  ・葉には密に毛
  ・裏面に腺点
  ・葉は4~6対で上部と下部に差はない
  ・葉は径2cm内外
  ・鋸歯は5~10対
  ・葉は冬に枯れる
  ・茎はやや這うか、または細長い地下茎
  ・茎には短毛、またはやや長い毛
  ・茎の毛は開出
  ・茎の下部は多少這う

 名前の由来はその形状から。
 花の形状がシソ科特有のキセル型をし、一方向に揃って向いている姿が、
 海の波を文様化した、立浪に見立ててタツナミソウと呼ばれる。

 シソ科
 学名:Scutellaria indica L.
 花期:初夏



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ちょっと、花穂が短いので悩んだのですが、

 ・毛は開出
 ・葉に毛
 ・裏に腺点
 ・葉の大きさは上部と下部で大差ない
 ・鋸歯は基本的に10対
 ・冬は枯れる

といった、同定点からタツナミソウとしました。
いやぁ・・・似た種の多い固体は同定が難しいです(・ω・;)ヾ

















ハガキサイズの用紙に印刷して、ファイルに閉じて、フィールド図鑑に活用しよう♪
*商用の利用は禁止です。



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