【カンビオ】(クク)
もともとは、「クク」というトランプみたいなカードを使ってするゲーム。
「クク」は16世紀から18世紀までの間にフランスで流行ったゲーム用カードらしい。
その中に「カンビオ」と呼ばれるゲームがある。
ここに記載するのは、それをトランプでアレンジしたもの。
*このゲームルールは、トランプで代用したものです。
*正しく遊ぶには「クク」をご購入ください。
準備物
・トランプ(1組)
・チップ(参加人数×10)
人数
・4人~
(最大40人ぐらいでも、出来そうだけど、面白いのは10人ぐらい)
ルール
●アバウトルール
一番弱いカードを持っていた人が負け。ゲームから離脱します。
どんどん離脱し、最後まで生き残っていた人の勝ち。
●準備
プレイヤーにチップを10枚ずつ配ります。
ゲーム回数or終了時間を決めます。
カードをよくきって、山を作ります。
一番最初のみ、プレイヤーの中で年長が「親」になります。
●ルール
1)プレイヤーはチップを1枚かけます。かけられたチップは中央に集めます。
2)親は、プレイヤーにカードを1枚ずつ配ります。
3)親の右隣りのプレイヤーからスタートです。
4)手番のプレイヤーは「カンビオ(交換)」か、「ノカンビオ(交換しない)」を選びます。
:カンビオの場合、手番のプレイヤーの右隣りの人とカードを交換し、手番が移ります。
:ノカンビオの場合、交換せずに手番が移ります。
5)手番は反時計回り(右隣り)に移っていきます。
6)親の手番のみ、親はカンビオ時に山場からカードを交換します。
7)親が「アビエルト(開く)」と宣言し、全プレイヤーがカードを開きます。
8)もっとも弱いカードを持っていたプレイヤーが失格となり、ゲームから離脱します。
☆ただし、この時にチップを更に1枚かけることで復活できます。後からは無理です。
9)一番強いカードを持っていたプレイヤーが親になります。
10)最後の1人になるまで続け、残った1人がすべてのチップを得ます。
11)1~10を繰り返し、ゲーム終了時に、沢山チップを持っていたプレイヤーの勝ちです。
●カードの特殊な効果
・カードの強さは数字が大きいほど強い。
「K」が一番強く、「A」が一番弱い。ただし、「A」と「ジョーカー」は特殊。
・K(キング)
「K」を持っているプレイヤーは、
任意で自分の手番に「K」のカードを全員に見せ、「フィナル(終了)」宣言できます。
「フィナル」と宣言された場合、その場で親は「アビエルト」宣言をして、
もっとも弱いカードを持ったプレイヤーを失格にします。
その後、生き残っているプレイヤーでチップを均等に配ります。
チップの端数は中央に戻します。
全ての失格になったプレイヤーも復活しゲームを再開します。
親は「アビエルト」宣言の時、最も強いカードを持っていたプレイヤーです。
・Q(クイーン)
「Q」のカードを持っているプレイヤーが「カンビオ」された時、
「Q」のカードを全員に見せ、「カンビオ」したプレイヤーを失格にします。
☆ゲームは、そのまま継続されます。
・J(ジャック)
「J」のカードを持っているプレイヤーが「カンビオ」された時、
「J」のカードを全員に見せます。
「カンビオ」した人は、「J」のカードを持っているプレイヤーを飛ばし、
次のプレイヤーを「カンビオ」したことになります。
・10~2:特殊な効果はありません。
・A(エース)
最弱のカードですが、「アビエルト」の時、「K」がある場合、最強となります。
・ジョーカー
「アビエルト」の時、失格になりません。ただし、親にもなりません。
また、「カンビオ」された時、「ジョーカー」を全員に見せ、
「カンビオ」で回ってきたカードの最初の持ち主を失格にします。
また、「ジョーカー」のカードを持って「カンビオ」した場合、
「ジョーカー」のカードを全員に見せ、
「カンビオ」されたプレイヤーを失格にします。
ただし、相殺しあう効果のカードの場合、他のカードの効果が優先されます。
☆ゲームは、そのまま継続されます。
ゲームの特徴
・基本的に「運」のみが作用する「生き残りゲーム」です。しかしながら、敗者は「一番弱いカードを持った者だけ」であることから、一番弱いカードを持たないという観点での駆け引きが楽しめます。弱一番弱いカードを持たなければ生き残れますから。また、「カンビオ」が連続して回ってくる事で「弱いカード」を強制的に受け取る恐怖も、このゲームの醍醐味。カンビオが連呼され始めると、「今あそこに一番弱いカードが回っている」ということが分かる仕組み。加えて、特殊な効果を持つカードにより、最弱でなければ、交換しないことこそ生き残る選択肢ともなります。大人数で遊ぶほど「カンビオ」が連呼されるので、楽しいことこの上ないと思います。
感想
・子どもキャンプで、夜にやってみた。チップの代わりにアメやチョコを配り「チップとしてかけても良いし、自分で食べても良い」としてみたが、ほぼ全員が参加。ワイワイと楽しめていた(おやつを全く食べられない子が出ないような配慮も必要だったけど・・・)。数回もやると、子どもたちもカンビオの意図を把握して楽しめていた。運の要素が強いので年の差が関係ないというのも良い。実は、テンションの上がりすぎた子ども(大声を出したり、あちこちウロウロするような子)のテンションをクールダウンするのが目的だったけど、逆に盛り上がることに。でも、ウロウロすることもなくなったので効果はありだったのかな。
エクストラルール
・大人のみで遊ぶ場合は、駆け引きをより楽しむためのルールとして全てのカードに特殊効果を持たせるエクストラルールがあります。自分より弱いカードが存在するのか、カンビオしたときに失格になる可能性があるのか、などの情報をほんの少しだけ得ることができるルールです。
親がカードを配り終えた後、各プレイヤーはカードを確認して次の行動をとります。
・偶数カードorジョーカーを手にしたプレイヤー
右隣りのプレイヤーのカードを見ます。
・奇数カードを手にしたプレイヤー
左隣りのプレイヤーのカードを見ます。
☆親も子も「山場」は見ません。あくまで隣りのプレイヤーのカードを見ます。
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もともとは、「クク」というトランプみたいなカードを使ってするゲーム。
「クク」は16世紀から18世紀までの間にフランスで流行ったゲーム用カードらしい。
その中に「カンビオ」と呼ばれるゲームがある。
ここに記載するのは、それをトランプでアレンジしたもの。
*このゲームルールは、トランプで代用したものです。
*正しく遊ぶには「クク」をご購入ください。
準備物
・トランプ(1組)
・チップ(参加人数×10)
人数
・4人~
(最大40人ぐらいでも、出来そうだけど、面白いのは10人ぐらい)
ルール
●アバウトルール
一番弱いカードを持っていた人が負け。ゲームから離脱します。
どんどん離脱し、最後まで生き残っていた人の勝ち。
●準備
プレイヤーにチップを10枚ずつ配ります。
ゲーム回数or終了時間を決めます。
カードをよくきって、山を作ります。
一番最初のみ、プレイヤーの中で年長が「親」になります。
●ルール
1)プレイヤーはチップを1枚かけます。かけられたチップは中央に集めます。
2)親は、プレイヤーにカードを1枚ずつ配ります。
3)親の右隣りのプレイヤーからスタートです。
4)手番のプレイヤーは「カンビオ(交換)」か、「ノカンビオ(交換しない)」を選びます。
:カンビオの場合、手番のプレイヤーの右隣りの人とカードを交換し、手番が移ります。
:ノカンビオの場合、交換せずに手番が移ります。
5)手番は反時計回り(右隣り)に移っていきます。
6)親の手番のみ、親はカンビオ時に山場からカードを交換します。
7)親が「アビエルト(開く)」と宣言し、全プレイヤーがカードを開きます。
8)もっとも弱いカードを持っていたプレイヤーが失格となり、ゲームから離脱します。
☆ただし、この時にチップを更に1枚かけることで復活できます。後からは無理です。
9)一番強いカードを持っていたプレイヤーが親になります。
10)最後の1人になるまで続け、残った1人がすべてのチップを得ます。
11)1~10を繰り返し、ゲーム終了時に、沢山チップを持っていたプレイヤーの勝ちです。
●カードの特殊な効果
・カードの強さは数字が大きいほど強い。
「K」が一番強く、「A」が一番弱い。ただし、「A」と「ジョーカー」は特殊。
・K(キング)
「K」を持っているプレイヤーは、
任意で自分の手番に「K」のカードを全員に見せ、「フィナル(終了)」宣言できます。
「フィナル」と宣言された場合、その場で親は「アビエルト」宣言をして、
もっとも弱いカードを持ったプレイヤーを失格にします。
その後、生き残っているプレイヤーでチップを均等に配ります。
チップの端数は中央に戻します。
全ての失格になったプレイヤーも復活しゲームを再開します。
親は「アビエルト」宣言の時、最も強いカードを持っていたプレイヤーです。
・Q(クイーン)
「Q」のカードを持っているプレイヤーが「カンビオ」された時、
「Q」のカードを全員に見せ、「カンビオ」したプレイヤーを失格にします。
☆ゲームは、そのまま継続されます。
・J(ジャック)
「J」のカードを持っているプレイヤーが「カンビオ」された時、
「J」のカードを全員に見せます。
「カンビオ」した人は、「J」のカードを持っているプレイヤーを飛ばし、
次のプレイヤーを「カンビオ」したことになります。
・10~2:特殊な効果はありません。
・A(エース)
最弱のカードですが、「アビエルト」の時、「K」がある場合、最強となります。
・ジョーカー
「アビエルト」の時、失格になりません。ただし、親にもなりません。
また、「カンビオ」された時、「ジョーカー」を全員に見せ、
「カンビオ」で回ってきたカードの最初の持ち主を失格にします。
また、「ジョーカー」のカードを持って「カンビオ」した場合、
「ジョーカー」のカードを全員に見せ、
「カンビオ」されたプレイヤーを失格にします。
ただし、相殺しあう効果のカードの場合、他のカードの効果が優先されます。
☆ゲームは、そのまま継続されます。
ゲームの特徴
・基本的に「運」のみが作用する「生き残りゲーム」です。しかしながら、敗者は「一番弱いカードを持った者だけ」であることから、一番弱いカードを持たないという観点での駆け引きが楽しめます。弱一番弱いカードを持たなければ生き残れますから。また、「カンビオ」が連続して回ってくる事で「弱いカード」を強制的に受け取る恐怖も、このゲームの醍醐味。カンビオが連呼され始めると、「今あそこに一番弱いカードが回っている」ということが分かる仕組み。加えて、特殊な効果を持つカードにより、最弱でなければ、交換しないことこそ生き残る選択肢ともなります。大人数で遊ぶほど「カンビオ」が連呼されるので、楽しいことこの上ないと思います。
感想
・子どもキャンプで、夜にやってみた。チップの代わりにアメやチョコを配り「チップとしてかけても良いし、自分で食べても良い」としてみたが、ほぼ全員が参加。ワイワイと楽しめていた(おやつを全く食べられない子が出ないような配慮も必要だったけど・・・)。数回もやると、子どもたちもカンビオの意図を把握して楽しめていた。運の要素が強いので年の差が関係ないというのも良い。実は、テンションの上がりすぎた子ども(大声を出したり、あちこちウロウロするような子)のテンションをクールダウンするのが目的だったけど、逆に盛り上がることに。でも、ウロウロすることもなくなったので効果はありだったのかな。
エクストラルール
・大人のみで遊ぶ場合は、駆け引きをより楽しむためのルールとして全てのカードに特殊効果を持たせるエクストラルールがあります。自分より弱いカードが存在するのか、カンビオしたときに失格になる可能性があるのか、などの情報をほんの少しだけ得ることができるルールです。
親がカードを配り終えた後、各プレイヤーはカードを確認して次の行動をとります。
・偶数カードorジョーカーを手にしたプレイヤー
右隣りのプレイヤーのカードを見ます。
・奇数カードを手にしたプレイヤー
左隣りのプレイヤーのカードを見ます。
☆親も子も「山場」は見ません。あくまで隣りのプレイヤーのカードを見ます。
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by mikenekohanten
| 2011-10-16 01:36
| 遊び